
アルバム:I Love You,答えてくれ リリース:2007年
アップテンポな楽曲で、日々の仕事や生活の悩みを吹き飛ばして、明日も頑張ろう!と感じさせるサラリーマンへのエールソングである。
1番の歌詞では、「静かな人に見えるよ どこから見ても」「たぎる怒り 抱え込んで」というように
言いたいことを言いたいけれど、上司や客先に本音で文句を言ったり、忖度してしまい意見を言えない現実を教えてくれる。
ズバっと言いたいことを言える人は、社会の中ではマイノリティとして認定されてしまうことがあるだろう。
自分の部下に対しては言いたいことを言えるだろうが、上司などの上の立場の人間には、本音を言いづらい。
そんな現実を教えてくれている。
サビでは、ネクタイをしめ、革靴を履き、荒くれに立ち向かう姿が見られる。
これから出勤するぞ!今日も頑張るぞ!と玄関のドアを開ける瞬間が情景に浮かぶだろう。
100のうちの99まで譲ったなら、何が残るのか。
社会では、譲らなければいけないことが多過ぎる。
契約や上下関係から、ゆずらざる負えないことのほうが多い。
しかし、100を完全に譲ってしまうと、それは相手の言いなりになっているだけであり、
絶対に譲れない1を自分の中にしっかりと持ち、そこだけは死んでも譲らない!そんなポリシーを持とうぜ。
という中島みゆきのメッセージがある。
両肩に”愛”と”国”を乗せて毎日を生きている。
愛とは、家族のことであり、
国とは、日本の経済である。
毎日の生活が家族と日本の経済を少しでも支えているのだと自負し、皆頑張ろうというメッセージが感じられる。
歌詞にはないが、仕事を惰性で、生きるために仕事をしている人が多過ぎる。
仕事は人生の3分の1以上を占めるものだから、せっかくなら仕事を楽しめるようになろう。
幸い、私は仕事を楽しむことが出来ている。
また、私は全ての物事に対して、肯定的に、楽しさを見出すことが出来る人間だ。
これは、私の最大の長所であると自負している。
なぜ全てを楽しむことができるのか。
それは、”なんでも経験してみる”をポリシーとしているからである。
学生時代は、ボクシングを経験し、アルバイトではキャバクラのボーイをやっていた。
社会人になってからは、海外旅行に一人で行くようになり、バックパッカースタイルで10ヶ国以上を旅した。
普通の人間ではやらないマイノリティなことを多く経験し、それぞれの楽しさを見出すことが出来た。
新しいことを始めても、なんだかんだやることが出来るし、なんだかんだ楽しさを見つけられるものである。
人生を豊かにするために、いろいろなことに挑戦してみると人生は生きやすくなる。
また、全てを楽しむことが出来るのは、全員が持ち合わせているものだと思っていた。
しかし、惰性で仕事をしている人を多く見てきたため、全てを楽しむことができるというのは、自分が持っている才能なのだと知ることが出来た。
自分には長所に上手く気づくことができないが、自分の長所はきっと沢山あるのだろう。そう思うことが出来た。
自分の長所を誰かがちゃんと見ていてくれる。
そんな曲も是非聞いて欲しい。
自分の長所に気づけ、自信になるオススメの二曲の解説もしているので、チェックしてください。
・Tell Me Sister
背広の下のロックンロールに合うお酒は、ベタではあるがキンキンに冷えたビールだ。
仕事疲れをグイッと飲み干し、明日も頑張ろう。