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海外で犯罪に巻き込まれる人の特徴。絶対にやってはいけないこと
私が海外旅行に行ったときに、何度も危険な目にあったことがあります。
また、旅行に来ている日本人を見ていると、こんな行動して大丈夫?と思うような危なっかしい行動をしている人が多いです。
2019年度の世界治安ランキングでは、日本は第6位に選ばれました。ちなみに第1位はアイルランドになります。
日本では、置き引き・スリ・ひったくり・強盗といった海外では多発している事件の被害に遭うことはほとんどありませんし、夜中に一人で安心して歩く事ができる国です。
日本は世界的に見ても異常なほど安全な国なのです。
この環境が基準となってしまっている日本人は、海外でも日本基準で行動をしてしまうと、危険なことは一目瞭然ですよね。
実際に私も、海外に行き始めのころを思い出すと、ゾッとするような無防備な行動をしていました。そのせいで危険な目にあったことは沢山あります。
この記事では、そんなあなたが危険な目に遭わないように、私の実体験から海外で絶対にやってはいけないことを紹介します。
この記事の内容をしっかりと理解できれば、あなたの旅行は安全が確保されるでしょう。
1知らない人は信用しない
知らない人は信用しない。
というのは幼少期から親に教えられている当たり前のことですが、 異国の環境・言語から心細さを感じてしまい、つい誰かを信用してしまいたくなってしまいます。
笑顔で、優しい口調で近づいてき、何か助けてもらったりすると、ついついその人を信用してしまいます。
私の実体験で、「タダで案内してあげるよ」と言われ、親切に案内してくれる姿を見て、なんて優しい人なんだと思いました。
しかし、10分程案内をしてくれたところで、「案内をしてやったんだから金を払え」と言われ、50ドル(約5000円)を請求してきました。
相手は初めからボッタくるつもりで声をかけてきているので、こちらが「あなたは無料と言ったでしょ」とどれだけ説明しても引き下がらず、帰ろうとしても後ろを付きまとってくる始末でした。
結局、恐怖を感じたこともあり、20ドルを支払い和解をしましたが、常識がまったく通じないことに戦慄を覚えました。
こちらから声をかけて、優しい対応をしてくれる人は沢山いますが、 相手から声をかけてきて、ニコニコと優しい対応や美味しい話をしてくる人は100%詐欺ですので、注意しましょう。
2 Yes,Noを曖昧にしてしまう
日本人の良さは、常に謙遜するところであり、周囲と足並みを揃えるところです。
周りの目線を気にし、どう思われているのかを常に考え行動することで、同調が取りやすい人種です。
その反面、No!とはっきりと言うことは少し後ろめたい気持ちを持ってしまい、自分の意見を主張することが苦手とされています。
このことから、海外の詐欺師たちは、日本人をカモと認識しています。
海外の人たちは、日本人はお金持ちであり、きっぱりとNO!と言えない人種であることを知っています。
そのため、強引にお金を要求すれば、日本人は言い返すことができず、折れてお金を払うと思われているのです。
普通に考えて、相手が頭のおかしいことを言ってるのであれば、申し訳ないと思う理由が一切ありませんよね。
相手が無茶苦茶な論理をかざしているのに、 No!と言うのは相手に申し訳ない、、、と思うのではなく、きっぱりと断りましょう。
3.白タクシーを利用しない
白タクシーとは、白色ナンバーで営業許可を取っていない違法タクシーのことです。
また、許可は取っていたとしても、大手ではない、個人タクシーも対象です。
日本では、タクシーのボッタクリ被害はありませんが、海外では多くのボッタクリ被害があります。
白タクシーに乗ってしまうと、異常なチップを要求したり、わざと遠回りをされることがあります。
また、タクシーメーターを使用せずに、相場の何倍もの金額を請求してくることが多々あります。
さらにひどいと、目的地と外れ、人並みが少ないところに連れていき、強盗を図るケースもあります。
フィリピンでは、タクシーで強盗被害に合い、お金の支払いを拒否し殺害されてしまった日本人観光客もいます。
解決策として、 GrabタクシーやUberタクシーを利用しましょう。
この二つであれば、会社Grab・Uberに個人情報を渡している人でないと、タクシー営業ができません。
また、GPS信号で記録されていますし、手配前に料金がわかるようになっていますので、ボッタクリの被害に合うこともありません。
4夜に一人で出歩かない
金銭目的の犯罪は夜に起こりやすく、大通りから1本路地をずれると、犯罪の被害に合いやすい状況になります。
バッグのひったくりで済めばいいですが、最悪のケースだと銃を突きつけられ、命の危険にさらわれることになります。
また、女性や子どもは特に注意したほうがいいです。
力が弱い人が狙われやすく、女性であれば強姦の被害にあう可能性があります。
5スマホを出して歩かない
日本では、歩きスマホが社会問題になるほど、一般的な行動ですよね。
しかし海外では、 スマホ=高級なものと認識されていることがあります。
特に発展途上国では、iPhoneを買うことができない人が多いため、私たちで言うと札束を手にもって歩いているようなものなんです。
対策をしていても、被害に遭う確率は0にはなりません。
ですので、 初めて行く地域では、金銭を分散させましょう。
財布の中、靴下の中、ジャケットのポケットの中など、複数に分けることが大切です。
終わりに
強盗に遭ったときは、すぐにお金を渡しましょう。
強盗犯は、お金を貰えたらすぐに逃走します。
服の隅々までチェックしていたら周囲の人に通報される可能性があるからです。
ですので、何度も言いますが強盗の被害に遭った場合は、すぐに渡しましょう。
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